なぜDeNAの“不調”はむしろ強さの証明なのか──2軍昇格組が変えた評価

開幕で躓いたDeNA。しかしその裏で、チームの“強さ”はむしろ証明されつつあります。鍵を握るのは、好調なファームと昇格組の存在です。
ハマノンタン 2026.04.13
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4月11日時点、横浜DeNAベイスターズの1軍は苦戦していますが、ファームは12勝2敗と圧倒的な成績を残しています。

単に勝っているだけではありません。

その裏では、1軍に戦力を送り出しながら結果を出し続けるという、理想的な循環が生まれています。

本記事では、ファーム好調の要因と、今後1軍昇格・支配下登録が期待される注目選手を整理します。

① 12勝2敗は“結果”ではなく“構造”の表れ

ファームが好成績を残すこと自体は珍しくありません。

しかし重要なのは、その中身です。

現在のDeNAファームは、勝ちながら戦力を1軍に供給しているという点に価値があります。

すでに深沢鳳介や宮下朝陽、勝又温史といった選手が1軍に昇格し、実際に結果を残しています。

これは単なる好調ではなく、「1軍とファームが連動している状態」に入っていることを意味します。

② 昇格しても崩れない“層の厚さ”

通常、主力級の若手が昇格すると、ファームの戦力は一時的に落ちます。

しかし現在のDeNAは違います。

昇格後も勝ち続けているということは、次の候補がすでに準備されているということです。

この“層の厚さ”こそが、12勝2敗という数字の本質です。

つまり今のファームは、

  • 育成中の選手

  • 昇格直前の選手

  • 調整中の戦力

がバランスよく共存している状態にあります。

③ 練習試合でも見える「調整機能」の高さ

ファームでは公式戦だけでなく練習試合も行われていますが、こちらでも興味深い結果が出ています。

育成の金渕光希が6回1失点。

さらに藤浪晋太郎が6回0安打2四球無失点と安定した投球を見せました。

ここで重要なのは、単に抑えたかどうかではなく、どのように調整されているかです。

藤浪のように課題を抱えている投手が、四球を抑えながら、試合を壊さずに長いイニングを投げているのは、ファームが「育成」と「再生」の両方を担えている証拠です。

④ ファームは“戦力供給装置”として完成しつつある

ここまでを整理すると、現在のDeNAファームは

  • 勝てる戦力を持っている

  • 1軍に選手を送り出せる

  • 調整・再生の場としても機能している

という3つの役割を同時に果たしています。

これは単なる好調ではなく、組織として完成度が上がっている状態です。

そして次に注目すべきは──「誰が次に1軍へ上がるのか」という点です。

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