DeNAが人的補償で獲得すべきは誰か──西武から“狙うべき7人”を本気で選定
横浜DeNAベイスターズの桑原将志外野手がFA宣言し、埼玉西武ライオンズに移籍することが決まりました。
桑原は高卒から生え抜きで14年間在籍し、俊足・好守・勝負強さを兼ね備え、長くセンターのレギュラーとして君臨し続けました。
チームの顔とも言える中心選手の流出は大きな痛手ですが、この桑原の移籍の代わりに、DeNAは人的補償を受け取る可能性があります。
西武はここ数年下位に低迷していますが、その中でも有望な若手が多い球団です。
本記事では、人的補償でDeNAが狙うべき7選手を、球団ニーズとプロテクト事情を踏まえて解説します。
◆1. DeNAが人的補償を選ぶ可能性は高いのか?
まずは、DeNAが人的補償を選択する現実味について整理します。
DeNAは保留者名簿の段階で支配下54名。
ここに ドラフト5名+深沢鳳介の復帰で計6名 が加わり、60名 になります。
さらに今オフの外国人補強(先発2、救援2、野手1=計5名)を見込むと、おおよそ65名規模で開幕を迎える計算です。
支配下枠は70名ですから、人的補償を獲得しても枠の余裕は十分。シーズン途中の補強や育成昇格のスペースも確保できます。
資金面でも問題はありません。
バウアー、オースティンら高額年俸組の退団で年俸総額は大幅に軽くなり、仮に新外国人を1人2億円クラスで複数獲得しても吸収できる状況です。
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枠は空いている
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資金も潤沢
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欲しい選手がいれば取りに行ける
こうした条件から、DeNAが人的補償を選択する可能性は非常に高いと言えるでしょう。
◆2. DeNAが人的補償を選択するなら狙いは?
DeNAが人的補償を選択する場合、考えられる狙いは以下の3つです。
✔ 桑原流出で薄くなる「センター・守備型外野」の補強
長年センターを守り続け、守備の要だった桑原の穴を埋める必要性は高く、この条件に合致する選手を選ぶ可能性は高い。
✔ 未来の先発・リリーフの柱を獲得
西武は素材型投手が豊富で、今後の“伸びしろ”を期待して投手を選ぶ可能性もある。DeNAは過去に平良拳太郎を人的補償で獲得し、1軍で活躍できる先発に育て上げた実績がある。
✔ 左右のバランス、若返りの実現
DeNAは左打ちの外野手が多めで、右打ちの外野手は蝦名1人しかいない。将来のために右打ち外野を確保する価値は高い。
◆3. DeNAが狙うべき人的補償候補7名
【1】松本航(28歳・右腕)
西武が2018年ドラフトで1位指名。
1年目から1軍で投げ、3年目には規定投球回&2桁勝利とローテの一角として文句無しの結果を残したが、以降は年々登板数を減らしていて、今季は3試合の登板に留まった。
常時145km前後の直球は投球の半分を占める。制球がややアバウトだが被打率は低く、球威を増していけば直球主体の打ち取る投球で結果を残せそうだ。
DeNAとしては先発の外国人依存が強く、日本人先発を増やしていきたいため、実績のある松本航を選ぶ可能性はある。
【2】上田大河(24歳・右腕)
西武が2023年にドラフト2位指名。
西武では1年目に主にリリーフとして17試合に登板したが、今季は先発で4試合の登板に留まり、なかなか1軍定着できていない。
大学時代は最速154kmの直球を武器に、ポテンシャルの高さを評価されていたが、プロ入り後は平均145km前後の球速に留まっており、打ち込まれやすくなっている。
先発だと打ち込まれやすく制球もアバウトで厳しそうだが、リリーフでは空振りを取れる球質で、球威を上げることができれば飛躍する可能性は出てきそうだ。
即結果を残すのは難しいが、じっくり腰を据えて育成するつもりで獲得するのはあり得る。