1点を拾う技術──山本祐大が見せる捕手の価値

打率2割台、0本塁打──。一見すれば“打てない捕手”に見えるDeNA・山本祐大。しかし、彼は今季、リーグトップの犠牲フライ(犠飛)を量産し、「1点を拾う技術」で試合を動かしている。数字に表れにくい“勝たせる力”とは何か。その真価に迫る。
ハマノンタン 2025.06.20
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DeNAの山本祐大捕手は今季、成績だけ見ればそこまでいい結果を残せていません。

6/18時点で打率は2割台前半、本塁打0本、OPS.600を切っていて、昨季と違って厳しい成績です。

しかし、今季の山本の価値はそんな単純な数字では語りきれません。

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続きは、2389文字あります。
  • 犠飛で拾う1点──“最低限”がもたらす最大の価値
  • 歴代に迫る犠飛数──山本の記録的ペース
  • 投手を導くリード──東・ジャクソン・ケイとの信頼関係
  • “総合力”で勝負する捕手
  • 結び:数字に現れない価値が、チームを勝たせる

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