DeNA先発陣の課題──来季は外国人依存から若手育成へシフトせよ

今季のDeNA先発陣は防御率2点台後半という安定感を誇り、リーグ上位に位置している。その原動力となったのは、外国人先発3人が担った全先発の約5割という圧倒的な比重だ。
だが数字を裏返せば、日本人若手投手の登板割合はわずか2割。助っ人頼みのローテーションは、翌年以降に大きな空白を残すリスクを孕んでいる。強さを未来へとつなぐために、球団が取るべき道とは。
ハマノンタン 2025.08.25
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① 今季のDeNA先発陣を振り返る

2025年の横浜DeNAベイスターズは、外国人投手の力を大きく借りた先発ローテーションを構築しました。

ジャクソン、ケイ、バウアーの3人は合計で58試合に先発し、チーム先発登板の約51.3%を担っています。(8/24時点)

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続きは、2373文字あります。
  • ② 外国人先発3枚体制の功罪
  • ③ 将来を担う若手先発候補たち
  • ④ 来季への提言1 外国人依存を減らす
  • ⑤ 来季への提言2 若手先発の積極起用
  • ⑥ 中期的ビジョン:世代交代への布石
  • ⑦ まとめ

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