【DeNA】2026年補強は完成も──さらに足すなら「このタイプ」
ではその上で、さらに完成度を高めるとすれば──どんな「もう1枚」が考えられるのでしょうか。
横浜DeNAベイスターズの今オフ補強は、量・質ともに一定の完成を見つつあります。
外国人選手は昨季主力の殆どが退団しましたが、代わりに新戦力を補強して、新たな体制になりました。
そのため、現時点で大きな穴はなく、シーズンを戦い抜くための土台が整った状態にあります。
ただし、その上でさらに完成度を高める補強を考える余地もあります。
補強ポイントは、チームの基盤に関わるレギュラー級の選手ではなく、完成しているからこそ見えてくる「もう1枚」が欲しい箇所を補える選手です。
現時点での外国人補強と支配下枠の状況
まず前提として、DeNAの外国人補強は現時点で大枠が固まっています。
先発・リリーフ・野手と役割は一通り揃っており、外国人枠を前提とした大きなテコ入れが必要な状況ではありません。
一方で、支配下登録選手は現在66人。NPBの上限は70人なので、シーズン途中の補強を考えてもあと「1枠」は補強に使える余地が残されています。
つまり今のDeNAは、無理に動く必要はないですが、必要と判断すればすぐに補強に動けるような状態です。
この「1枠」をどう考えるかが、追加補強を行う場合の大きな判断材料になります。
上積みを狙えるポジション
追加補強を検討する場合、前提条件は明確です。
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外国人枠・支配下枠を圧迫しない
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若手の出場機会を奪わない
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役割が明確で、起用法を縛らない
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シーズン中の運用リスクを下げられる
この条件を満たす補強でなければ、「完成度を高める一手」にはなりません。
その観点から考えると、プラスするなら次の4タイプに絞られます。
① 左のリリーフ投手──戦力強化ではなく「運用の安定化」
DeNAのブルペンは、今オフに外国人投手のルイーズとレイノルズを補強したことで強化されています。ただし、運用面で見ると左のリリーフが少なめです。
ここで求められるのは、普段は2軍でもチームが必要な時に応じて、すぐ1軍で投げれるような投手です。
今から1イニングを完全に任せられるような主力級を獲得するのは難しいですが、相手打者との相性や、右投手の継投の合間に視点を変えさせたい時に起用できると良いでしょう。
左のリリーフが加わることで、選択肢が増え、リリーフ運用を安定化させることができます。
② 守備型のセンター──桑原の後釜ではなく「不測の事態への備え」
センターはシーズンを通して負荷の大きいポジションです。昨季までは桑原将志が安定して役割を担っていましたが、移籍したことで新たなセンターが必要です。
現時点でも梶原昂希、蝦名達夫らセンターのレギュラー候補はいますが、彼らはまだレギュラー経験が乏しく、不調や故障時に備えて以下の役割を任せられる選手が欲しいです。
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センター含め外野全般のバックアップ
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代走・守備固め
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今後の伸びしろが見込める若手
こうした役割の選手がいれば、外野の層は厚くなり安定してシーズンを進めることができます。