大貫晋一が完封勝利-QS率75%の安定感と“職人技”の真価とは
派手さはない。それでも勝利を積み重ねる投手がいる。大貫晋一の完封劇に、その真価が表れていた。
ハマノンタン
2025.06.23
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6月21日、気温30℃を超える暑さの中、横浜スタジアムのマウンド上でひとり淡々と投げ続けた投手の姿は、多くのDeNAファンの心に残ったのではないでしょうか。
この日、DeNAの大貫晋一投手が、9回101球を投げぬき完封勝利を挙げました。
大貫投手は150km超の球威ある直球でガンガン押していくようなスタイルではなく、決め球で奪三振を量産するような派手な投球でもありません。
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- QS率75.0%──黙々と試合を作る安定感
- テンポよく打ち取る投球スタイル
- 戸柱捕手とのバッテリーが生む安心感
- “ローテの谷間”を埋める存在から、勝てる先発へ
- 今後も期待される“静かなる勝ち星請負人”
- おわりに
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