宮﨑敏郎は復活できるか?─36歳ベテランの現在地と”もう一度輝く”可能性
現在、DeNA打線を長年支えてきた「あの男」がいない。天才的なバットコントロールに、本塁打を量産できるパワー。守備では不動のサードとしてチームを支え続けてきた男、宮﨑敏郎だ。そんな彼が今、2軍に落ち、自身のキャリアで最も厳しい局面に立たされている。年齢は36歳。衰えを指摘する声もある。しかし、宮﨑はこのまま終わるような選手ではない。本記事では、彼の現状を冷静に分析し、復活の可能性を掘り下げていく。
ハマノンタン
2025.05.12
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2025年シーズン、横浜DeNAベイスターズは投手陣が好成績を残す一方で、野手陣がなかなか奮わないスタートになりました。
こうなった理由の1つとしてベテランの宮﨑敏郎が不調で2軍落ちしてしまったことがあります。
宮﨑は2016年からサードのレギュラーに定着して以降、昨季の2024年までその座を守り続けてきました。
その間、2017年,23年に首位打者のタイトルを獲得、2018,23年にゴールデングラブ賞を受賞するなど、輝かしい結果も残してきました。
バッティングセンスと技術が素晴らしく、パンチ力もあってクラッチヒッターとして活躍し続け、守備でもサードで安定して守り続けてきた宮﨑が、今季は打撃不振に苦しみ、ついには2軍で再調整という現実に直面しています。
年齢は36歳。プロ野球選手としては晩年に差し掛かる年齢であり、正直なところもう衰えが見えても仕方ありません。しかし、このまま終わってしまうのでしょうか?
この記事では宮﨑敏郎の現在の状態と、彼が再び1軍の舞台に戻り、レギュラーとして復活する可能性について、冷静なデータ分析と過去の事例をもとに徹底的に掘り下げていきます。