DeNAはCSで誰を、どの順番で投げさせるのか──東・石田裕・尾形・平良と若手3人から考える短期決戦ローテ
DeNAが9月22日の試合終了後、CS進出が確定しました。
ここまで来ると気になってくるのが、「CSでは誰を、どの順番で投げさせるのか」という問題です。
レギュラーシーズンであれば、基本的には6人前後でローテーションを回していけばいい。しかし短期決戦では事情が大きく変わります。
対戦相手との相性、First StageからFinal Stageまでの登板間隔、リリーフへの配置転換。そして何より、「次の試合が必ずあるとは限らない」という短期決戦特有の状況があります。
現在のDeNAには、東克樹、石田裕太郎、尾形崇斗、平良拳太郎という軸になる先発陣に加え、後半戦から結果を残してきた深沢鳳介、竹田祐、片山皓心もいます。
この7人の先発候補をどう組み合わせれば、First StageとFinal Stageを通して戦いやすくなるのか。
現時点の順位通り、First Stageで巨人、勝ち上がればFinal Stageで阪神と対戦すると仮定して考えてみます。
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First Stageは「最も勝ちやすい2試合」を先に作りたい
短期決戦でまず重要なのは、先のことを考えすぎないことです。
特にFirst Stageは最大3試合しかありません。
2勝すれば突破できる一方、連敗すればそこでシーズン終了。Final Stageを見据えて投手を温存した結果、First Stageで敗れてしまっては意味がありません。
その意味でも、まず巨人との初戦には東克樹を持ってくるのが最も自然でしょう。
今季も先発陣の中心として投げ続けてきたエースであり、大事な初戦を任せるという意味でも異論は少ないはずです。
そして第2戦には石田裕太郎。
東、石田裕はともに巨人戦との相性を考えても起用しやすく、この2人でまず2勝を狙う形です。
First Stageで最も避けたいのは、第3戦まで見据えて戦力を分散させること。
むしろ東、石田裕という強いカードを最初から切り、2試合で決めにいく方が短期決戦らしい戦い方ではないでしょうか。
3戦目までもつれたら平良拳太郎
もちろん、First Stageが2試合で終わるとは限りません。
1勝1敗となれば、すべてが決まる第3戦があります。
そこで考えたいのが平良拳太郎です。
平良は今季、自己最多となる100イニングを超えて投げ続けています。
年間を通してローテーションの一角を担ってきた経験があり、巨人戦でも極端に相性が悪いわけではありません。
「第3戦まで行ったら誰に任せるのか」という状況で考えると、若手を抜てきするよりも、ここまでローテーションを守ってきた平良を置く形が収まりやすいように思います。
これでFirst Stageは、
第1戦・東克樹、第2戦・石田裕太郎、第3戦・平良拳太郎
という形になります。
そして、この並びにはもう一つ大きな意味があります。
Final Stageまで勝ち進んだ場合、登板間隔がきれいにつながるのです。
では阪神とのFinal Stageでは、誰をどの順番で投げさせるのか。
東、石田裕、平良をFirst Stageで起用した直後だからこそ、尾形崇斗、片山皓心、竹田祐、深沢鳳介の使い方が重要になってきます。
ここからは、Final Stage第1戦から第6戦まで、DeNAが取り得る先発ローテーションを具体的に考えていきます。