DeNAドラフト指名7人の育成方針が判明! 杉本はセンター、保西は三塁手候補、編成部長が明かした将来構想
編成部長が明かしたドラフト指名の狙い
10月22日に開催された2026年ドラフト会議で、DeNAは支配下で7選手を指名しました。
投手3人、内野手1人、外野手2人、捕手1人という構成で、即戦力として期待できる大学生・社会人だけでなく、将来性の高い高校生や海外の大学でプレーする選手も獲得しています。
今回のドラフトについて、10月26日に公開されたNumber Webの記事では、長谷川竜也編成部長が各選手の評価や起用構想、今後の育成方針を詳しく説明しています。
出典:Number Web(2026年10月26日公開、石塚隆氏)
長谷川編成部長は、今回のドラフトについて理想に近い指名ができたと高く評価しています。
また、単に一軍の戦力となる選手を集めるのではなく、長期間にわたってチームの中心を担える選手を獲得したという趣旨の説明をしています。
つまり、今回の指名は2027年の戦力補強だけでなく、数年後のチーム作りまで見据えたものと考えられます。
では、具体的に各選手をどのように育成し、どのポジションで起用していくのでしょうか。
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ドラフト指名7選手の起用方針
まず、長谷川編成部長のインタビューから各選手の構想を整理します。
指名 選手名 起用・育成方針
1位 星野世那 左腕の中心選手候補。具体的な役割は未言及
2位 保西雅則 野手として高く評価。三塁手としての成長にも注目
3位 杉本寛斎 野手一本で育成。将来のセンター候補
4位 小金井凌生 先発ローテーション争いに期待
5位 木口永翔 リリーフとして期待
6位 神里陸 捕手として競争力アップに期待
7位 坂口渉 外野手として起用する構想
※Number Webのインタビューをもとに作成。保西の三塁手起用は現時点で正式に決まったものではありません。
特に注目したいのは、保西と杉本の野手育成方針です。
また、4位の小金井と5位の木口についても、球団が異なる役割を想定していることが分かりました。
1位・星野世那は将来の先発陣の中心となれるか
1位で指名された星野世那は、大阪商業大学の左腕投手です。
長谷川編成部長は、大学2年時の全日本大学野球選手権での投球をきっかけに強く印象に残った選手であり、その後も継続して成長を確認してきたと説明しています。
特に評価しているのは、投手としての能力だけでなく、実戦への適応力や精神面の強さです。
大学時代には故障によって投げられない時期もありましたが、それを経て最終学年で結果を残した点も評価されています。
ここからは考察です。
星野は大学で先発として実績を残してきた投手であり、DeNAでも先発候補として育成される可能性が高いと考えています。
ただし、今回のインタビューで先発として起用する方針が明言されたわけではありません。
DeNAは東克樹や石田裕太郎を中心に先発陣の整備が進んでいますが、長期的に安定した投手陣を構築するには、新たな左腕の台頭が欠かせません。
星野が先発陣に加わることができれば、左右のバランスを整える意味でも大きな存在となるでしょう。
2位・保西雅則は将来の三塁手候補として期待
2位の保西雅則は、日本航空石川高校の大型内野手です。
189cm、104kgの恵まれた体格を持ち、長打力と強肩を兼ね備えています。
長谷川編成部長は、保西について大学生や社会人を含めた今回のドラフト候補の中でも、内野手として最も高い評価をしていたと説明しています。
さらに興味深いのは、保西が高校3年夏以降も成長を続けているという点です。
野手としての練習時間を増やしたことで、三塁守備が大きく改善し、打撃技術も向上したことが紹介されています。
つまり、現在の能力だけでなく、短期間で技術を高められる成長力も評価されているのでしょう。
ここからは考察です。
DeNAにとって、今後大きな課題になるのが三塁手の世代交代です。
現在の三塁は宮﨑敏郎や筒香嘉智といったベテラン選手への依存が大きく、若手のレギュラー候補を育てる必要があります。
さらに2027年からセ・リーグに指名打者制度が導入されることを考えると、宮﨑や筒香を指名打者で起用しながら、三塁には新しい選手を配置する構想も考えられます。
その点で、保西は将来的な三塁手候補として非常に興味深い存在です。
ただし、保西はまだ高校生です。球団が将来的な三塁固定を明言しているわけでもありません。
まずはプロの投手に対応できる打撃力を身につけ、三塁守備の技術をさらに高めていくことが重要になるでしょう。
短期間で一軍の戦力になることよりも、数年後にクリーンアップを任せられる大型内野手へ成長できるかに注目したいと思います。
今回のインタビューで特に注目したいのが、3位・杉本寛斎の育成方針です。
二刀流として注目されていた杉本ですが、DeNAは野手一本で育成し、将来的にはセンターとして期待していることが明らかになりました。
この方針は、桑原将志の移籍後にセンターの固定が課題となっているチーム編成とも深く関係していると考えられます。
さらに、4位・小金井凌生と5位・木口永翔の具体的な役割や、育成ドラフトに参加しなかった理由からも、DeNAの中長期的なチーム作りが見えてきました。
ここからは各選手の育成構想を詳しく整理し、2027年以降のチーム編成にどのような影響を与えるのかを考察します。