DeNAのフェニックス・リーグ中間総括! 8勝3敗1分の好成績、若手投手の好投と注目野手3人の現在地
フェニックス・リーグは8勝3敗1分と好調
10月7日に開幕した2026年のみやざきフェニックス・リーグ。DeNAは10月25日までに12試合を消化し、8勝3敗1分と順調な成績を残しています。
ここまでのチーム成績は以下の通りです。
12試合 8勝3敗1分 勝率.727
54得点 38失点
1試合平均 4.50得点 3.17失点
4試合完封
※10月25日時点。DeNA球団公式の試合結果から集計。
フェニックス・リーグは選手の育成を主な目的とする教育リーグのため、勝敗だけで評価することはできません。
それでも、ここまで8勝を挙げていることは好材料です。特に投手陣の安定感が目立っており、10月13日のオリックス戦、14日の斗山戦、15日の中日戦では3試合連続完封勝利を記録しました。
9日の広島戦も2対0で勝利しているため、12試合のうち4試合が完封勝利となっています。
一方で、8日の阪神戦では8失点、18日のヤクルト戦では12失点と大量失点した試合もあり、投手陣全体が安定しているわけではありません。
それでも12試合中7試合で相手を2失点以下に抑えており、先発投手を中心に一定の成果を残していると評価できます。
野手陣は12試合で54得点を記録し、1試合平均4.5得点と十分な得点力を発揮しています。
ただし、本塁打は10月15日の中日戦で田内真翔が放った1本のみ。長打力という点では少し物足りなさも感じます。
現状では本塁打に頼るのではなく、適時打や走塁などによって得点を積み重ねる攻撃が中心となっています。
投手陣が少ない失点で試合をつくり、野手陣が必要な得点を奪って勝利する。ここまでのフェニックス・リーグでは、そのような試合展開が多く見られています。
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先発投手は6人を起用、好投が目立つ庄司と篠木
今回のフェニックス・リーグでは、ここまで6人の投手が先発を任されています。
12試合の先発投手と投球回を整理すると、以下のようになります。
竹田祐 :3試合 16回
庄司陽斗 :2試合 13回
武田陸玖 :2試合 12回
篠木健太郎:2試合 11回
金渕光希 :2試合 8回
深沢鳳介 :1試合 7回
※球団公式試合記録から集計。
最も多く先発しているのは竹田祐の3試合で、合計16イニングを投げています。
そのほか、庄司陽斗、武田陸玖、篠木健太郎、金渕光希が2試合ずつ先発。深沢鳳介は1試合に先発しています。
注目したいのは、ほとんどの登板で先発投手が5回以上を任されていることです。
短いイニングで投手をつなぐのではなく、先発としてある程度まとまった投球回を経験させる起用が中心となっています。
その中でも、特に好成績を残しているのが庄司と篠木です。
庄司陽斗は2試合で計13回を投げて2失点。
10月9日の広島戦では7回無失点、17日のソフトバンク戦では6回2失点と、いずれも安定した投球を見せています。
今季の二軍でも先発として経験を積んできた庄司ですが、フェニックス・リーグでもその役割を継続して任され、結果を残しているのは好材料でしょう。
来季はさらに一軍戦力へ近づけるか、注目したいところです。
篠木健太郎も2試合で計11回を投げ、1失点と好調です。
10月13日のオリックス戦で6回無失点、19日のJRPB選抜戦でも5回1失点と、2試合続けて安定した投球を見せました。
篠木も来季の先発候補として期待したい投手の一人です。
また、10月20日の巨人戦で7回無失点と好投した深沢鳳介も見逃せません。
深沢は7回をわずか1安打に抑え、6奪三振を記録。久しぶりにまとまったイニングを任される中で、非常に良い結果を残しました。
さらに武田陸玖は14日の斗山戦で5回無失点、竹田も15日の中日戦で5回無失点を記録しています。
このように、複数の若手投手が先発として好投していることは、来季の投手陣を考えるうえで明るい材料です。
一方、金渕光希は18日のヤクルト戦で3回10失点と苦戦しました。守備のミスも絡んでいたものの、大量失点につながった点は今後の課題となります。
フェニックス・リーグの結果だけで来季の一軍入りを判断することはできませんが、先発投手の選択肢が増えていくことはチームにとってプラスでしょう。
ここまでは投手の状態についてまとめてきましたが、以降は野手で活躍している選手や、起用法から来季の飛躍が期待できる選手まで考察してまとめています。