DeNAフェニックス・リーグ最終総括! 10勝4敗1分の好成績、来季が楽しみな投打10選手を紹介
フェニックス・リーグは10勝4敗1分で終了
10月7日から28日まで開催された2026年のみやざきフェニックス・リーグ。
DeNAは最終戦となった28日の中日戦に5対4で勝利し、全15試合を10勝4敗1分の好成績で終えました。
最終成績を整理すると、以下のようになります。
15試合 10勝4敗1分
61得点 45失点
1試合平均得点 4.07
1試合平均失点 3.00
※NPBおよび球団公式試合結果から集計。
フェニックス・リーグは若手選手の育成を主な目的とした教育リーグであり、勝敗だけで評価することはできません。
それでも、15試合で10勝を挙げたことは明るい材料でしょう。
特に目立ったのは投手陣の好投です。
10月9日の広島戦、13日のオリックス戦、14日の斗山戦、15日の中日戦では、いずれも相手を無得点に抑えて勝利しました。
13日から15日にかけては3試合連続完封勝利となり、若手投手たちが安定した投球を披露しています。
一方、野手陣は15試合で61得点を記録しました。
ただし、本塁打は15日の中日戦で田内真翔が放った1本のみ。得点力は十分に発揮できたものの、長打力という点では今後の課題も残しています。
また、阪神戦では8失点、ヤクルト戦では12失点を喫するなど、投手陣もすべての試合で安定していたわけではありません。
それでも、チーム全体としては一定の成果を残したフェニックス・リーグだったと評価できるでしょう。
※無料読者登録すると、DeNAの戦力分析・ドラフト・球団運営などの新着記事をメールで受け取れます。
投手陣で活躍した注目の5選手
今回のフェニックス・リーグでは、複数の若手投手が先発としてまとまったイニングを任されました。
その中から、特に来季の活躍を期待したい5選手を取り上げます。
① 庄司陽斗 ― 15回2失点、先発でも救援でも好投
今回の投手陣で、特に安定した成績を残した一人が庄司陽斗です。
先発した10月9日の広島戦では7回無失点、17日のソフトバンク戦でも6回2失点と好投しました。
さらに26日のロッテ戦、28日の中日戦では救援として1イニングずつ登板し、いずれも無失点に抑えています。
4試合で計15回を投げ、失点はわずか2点。
先発として試合をつくるだけでなく、救援でも結果を残したことは評価できます。
今季は二軍でも先発経験を積んできましたが、このフェニックス・リーグでも順調に成長している様子がうかがえます。
来季は一軍の先発ローテーション争いに加われるか、期待したい投手です。
② 篠木健太郎 ― 2試合11回1失点、先発として存在感
篠木健太郎も、安定した投球を見せた投手の一人です。
10月13日のオリックス戦では6回無失点、19日のJRPB選抜戦でも5回1失点に抑えました。
2試合で計11回を投げ、失点はわずか1点です。
いずれも5回以上を任され、しっかり試合をつくれたことが収穫でしょう。
来季のDeNAは先発陣の競争が激しくなると考えられますが、篠木もその候補に加わってほしいところです。
今後は一軍レベルの打者に対しても安定した投球を続けられるかが、飛躍のポイントになりそうです。
③ 深沢鳳介 ― 7回1安打無失点、復活への期待が高まる
深沢鳳介も大きなインパクトを残しました。
10月20日の巨人戦に先発すると、7回を投げて被安打わずか1、6奪三振、無失点という素晴らしい投球を披露しました。
長いイニングを投げながら相手打線をほぼ完璧に抑えたことは、非常に明るい材料です。
さらに日本シリーズにも呼ばれて、第4戦では8回に登板し、1イニングを無失点で抑えました。
深沢は今季1軍で10試合に先発登板して防御率2.96 5勝を挙げており、来季はさらなる飛躍が期待できそうです。
今回のフェニックス・リーグでは、ここまで紹介した3投手以外にも、来季に向けて期待を感じさせる投手がいました。
また、野手陣では小田康一郎や小針大輝らが打撃でアピールしたほか、起用された守備位置からも球団の育成方針や来季の戦力構想が見えてきます。
ここからは、残る投手2人と野手5人の活躍を振り返りながら、来季の一軍でどのような役割を担えるのか考察していきます。