DeNAが今オフ狙うべき投手は誰か──外国人先発3人とリリーフ左腕4人を考える

2026年のレギュラーシーズンを3位で終え、クライマックスシリーズでも戦いを続けるDeNA。来季に向けた補強情報はまだ多くありませんが、他球団では外国人選手の契約交渉や退団に関する動きが出始めています。今オフの補強ポイントとなる先発投手とリリーフ左腕について、NPB経験者の中から獲得候補を考察します。
ハマノンタン 2026.10.13
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ポストシーズンを戦うDeNA、補強の焦点は投手陣

2026年のDeNAは、最大15まで膨らんだ借金を完済し、最終的に71勝69敗3分の貯金2でシーズンを終えました。

苦しい時期を乗り越えて5年連続のAクラス入りを果たした一方、来季の優勝を目指すうえでは、さらなる戦力の上積みが求められます。

なかでも重要なのが投手陣です。

今季は外国人先発投手の早期離脱によってローテーション編成が難しくなりました。その一方で、石田裕太郎をはじめとする若手投手が経験を積み、来季につながる成果も得られています。

ただし、若手が来季も順調に成長するとは限りません。年間を通してローテーションを守り、安定してイニングを消化できる外国人先発投手が加われば、先発陣の安定感は大きく増すでしょう。

また、リリーフ陣では左腕の補強もポイントになります。

岩田将貴や坂本裕哉が一定の役割を果たしましたが、年間を通じて接戦の終盤を任せられる左腕がもう1人いれば、継投の選択肢は広がります。

DeNAはまだポストシーズンを戦っているため、具体的な補強情報が出ていないことも考えられます。しかし、すでにシーズンを終えた他球団では、来季の契約が決まっていない外国人投手もいます。

もちろん、外国人投手の補強は国内他球団からの獲得に限られるわけではありません。

海外から新たな外国人投手を獲得する可能性も十分にあり、実際にDeNAがどのような方針で補強を進めるかは現時点では不明です。

ただ、すでにNPBでプレーした実績のある投手であれば、日本の野球への適応力や実力をある程度把握できるという利点があります。

そこで今回は、今季NPBでプレーした投手に対象を絞り、他球団の契約動向も踏まえながら、DeNAの獲得候補となりそうな選手を考えてみます。

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外国人先発は実績ある3人が候補

外国人先発に関しては今季一定の結果を残しつつ、来季契約が未定の投手に絞って、3人の候補を挙げてみました。

エスピノーザ──最多勝右腕は理想的だが争奪戦も

まず注目したいのが、オリックスのアンダーソン・エスピノーザです。

来日3年目の今季は23試合に先発し、149回1/3を投げて13勝6敗、防御率2.71。パ・リーグ最多勝のタイトルも獲得しました。

2024年から3年連続で120イニング以上を投げており、一定の稼働実績がある点も魅力です。

DeNAにとって、年間を通じてローテーションを守れる投手は重要な補強ポイントです。その条件を考えると、エスピノーザは非常に魅力的な存在といえます。

ただし、獲得のハードルは高そうです。

オリックスは来季も残留してもらうために慰留する方針で、巨人も獲得に向けた調査を進めていると報じられています。

今季の実績を考えれば、複数球団による争奪戦になっても不思議ではありません。

DeNAが獲得を目指す場合、金銭面も含めて相応の条件を提示する必要があるでしょう。

マラー──貴重な先発左腕として魅力

続いて、中日のカイル・マラーです。

今季は19試合に先発し、120回1/3を投げて7勝8敗、防御率2.69。勝敗こそ負け越しましたが、安定した投球を見せました。

マラーの魅力は、先発として一定のイニングを投げられる左腕であることです。

DeNAには東克樹という左のエースがいますが、左腕の先発投手をさらに確保できれば、ローテーションの選択肢が増えます。

特にマラーは、すでにセ・リーグで結果を残している点も評価できます。

ただし、中日は残留交渉を続けており、本人も日本の球団では中日を優先する意向を示しています。

そのため、DeNAが積極的に獲得を狙っても、交渉できる状況になるかは不透明です。

メジャーリーグへの復帰も選択肢となるため、今後の動向を見守る必要があります。

ウィットリー──退団報道が出た実力派右腕

3人目は、巨人のフォレスト・ウィットリーです。

今季は14試合に先発し、3勝4敗、防御率2.31。81回2/3で97奪三振を記録するなど、三振を奪える能力を示しました。

投球内容だけを見れば、DeNAの先発候補として十分に魅力があります。

さらに、10月12日には巨人を退団する見込みとの報道も出ています。ただし、他媒体では去就未定とも報じられており、正式に退団が決まったわけではありません。

一方で、懸念材料は故障による離脱です。

今季もシーズンを通して先発ローテーションを守れたわけではなく、獲得を検討する場合はコンディションの見極めが欠かせません。

エスピノーザやマラーと比べると、年間の稼働実績では劣ります。

それでも、今季の投球内容と契約動向を踏まえれば、今オフの動向を注視したい投手の1人でしょう。

ここまで外国人先発投手の獲得候補を3人紹介しました。

ただし、DeNAが今オフに強化したいのは先発陣だけではありません。接戦での継投をより安定させるためには、リリーフ左腕の補強も重要なポイントになるでしょう。

実際に他球団の選手を見てみると、今季好成績を残しながら来季の契約が決まっていない外国人左腕に加え、すでに戦力外通告を受けた実績豊富な日本人左腕もいます。

ここからは、そうしたリリーフ左腕の獲得候補4人を紹介し、DeNAが今オフにどのような補強を目指すべきか、具体的な組み合わせも含めて考察します。

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