【DeNA】外野はレギュラー0人──新たなステージに再編へ
今季の横浜DeNAベイスターズは、外野手の序列と役割がどう整理されるかが、大きな見どころになります。
昨季はレギュラーがある程度固定されていた一方で、オフの戦力流出・新たな補強により、絶対的なレギュラーが不在です。
ただ、不在とはいえ外野手の人数が足りてないわけではなく、また実力者も揃っているので、見どころはたくさんあります。
この状況から一体誰がレギュラーの座を奪取するか。
本記事では、DeNAの外野手のどこを見るべきかを整理します。
外野手陣の現在地を整理
まずは、現時点で想定される外野手の序列を簡単に整理しておきましょう。
■ レギュラー候補
佐野恵太、蝦名達夫、クーパー・ヒュンメル
外野手は現段階で「レギュラー確実」と言える選手がいません。
桑原将志が退団したことで、昨年レギュラー格だった佐野恵太、蝦名達夫はよりレギュラー確実に…と思う方もいるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。それぞれまだ課題があります。
佐野恵太は打撃面での信頼が厚い一方、守備に不安があります。ファーストのオースティンが退団したことで、一塁起用が増えそうですし、「外野の」レギュラーかどうかは分からなくなってきました。
蝦名達夫は昨季、攻守両面で結果を残したことで注目されています。しかし今季も同様の活躍ができるかは未知数。昨季がレギュラー1年目とすれば今季は2年目で、当然他球団から警戒されてマークもきつくなるでしょう。
新外国人のクーパー・ヒュンメルもレギュラー候補です。外野両翼の守備はまずまずで、打撃面では巧打と出塁率の高さが光ります。球団としても常時1軍で活躍することを期待しており、まずは日本の野球への対応力に注目です。
彼ら3人が今シーズン結果を残して、不動のレギュラーとなれるかどうか、大きな注目ポイントです。
■ 準レギュラー候補
梶原昂希、度会隆輝
まだレギュラー定着は難しいものの、伸びしろが期待できるのがこの2人です。
梶原昂希は2025年になかなか結果を残せず、レギュラー候補から一歩退きました。しかし桑原が退団したことで、次のセンターのレギュラー候補として期待の声も出ていますし、2024年の好調時の状態を取り戻せれば、返り咲きは十分あり得ます。
度会隆輝も今季3年目で着実に力をつけつつあり、昨季終盤の8,9月には1軍で打率3割超の結果を残しています。守備も外野の両翼を守りミスが少なくなってきましたし、今季飛躍の可能性は十分あります。
2人とも今季の活躍次第では、一気にレギュラー奪取へ進めるでしょう。
■ 1軍競争枠
神里和毅、関根大気、濱将乃介
この3人はレギュラー争いからは一歩遅れているものの、控え選手として1軍入りを目指す立場です。3人に共通してるのは守備走塁面で評価が高い点で、外野のどのポジションも守れる強みがあります。
現時点だと神里が全ポジション満遍なく安定していて、関根はレフトで安定、濱はセンターとライトで安定しています。
チーム状況によって誰を1軍に置くか変わってくるため、自分の持ち味を上手く活かせれば1軍定着を狙えるでしょう。
■ 1軍挑戦枠
勝又温史、井上絢登、小針大輝
彼らはまだ1軍でしっかりと結果を残したことが無い立場ですが、その分若さがあります。
今季は1軍への挑戦の年と位置づけ、支配下の勝又と井上に関しては、今年は1軍に上がって短期間でも結果を残し、来季以降に繋げることが求められます。
育成の小針はまだ1軍への挑戦ができませんが、2軍でしっかりと結果を残すことでシーズン中の支配下登録を勝ち取り、終盤に1軍昇格ができれば文句無しでしょう。
ここまでを踏まえた上での注目ポイント
注目①:桑原の後を担うセンターは誰か?
外野のなかでも特に注目が桑原の後のセンターです。ここには現時点だと蝦名と梶原が有力候補となっています。
しかし神里、濱も活躍次第ではセンターのスタメンで出るチャンスは出てきますし、2軍から勝又が上がってくる可能性もあるでしょう。
春季キャンプから誰がセンターでアピールできているか、動向に注目です。