【DeNA】開幕1ヶ月で見えた“ドラフト戦略の修正点”──先発最優先は変わらないのか
開幕から1ヶ月。横浜DeNAベイスターズの戦いを通じて、チームの強みと課題は徐々に輪郭を帯びてきました。
この変化は当然、ドラフト戦略にも影響を与えます。
では、シーズン前に想定していた補強ポイントは正しかったのか。それとも修正が必要なのか。
本記事では、12月時点の記事を振り返りながら、現時点でのドラフト戦略を再整理していきます。
12月時点の前提──「先発投手最優先」はどうだったのか
まず前提として、2025年12月時点では2026年ドラフトの方針を次のように整理していました。
先発投手はローテーションの厚み不足が明確であり最優先補強ポイント
外野手は将来のセンター候補を見据えて補強が必要
内野手は2025年ドラフトで一定の目処が立ったため優先度は低下
捕手は、2軍で伸び悩んでる選手との入れ替え目的で指名の可能性
元の記事はこちらです👇️
結論から言えば、この大枠は現在も変わっていません。
しかし、開幕から1ヶ月を経て見えてきたのは、「課題の深さ」と「求められるレベル」が想定以上にシビアだったという点です。
ではここからが、各ポジション別の指名優先度の考察になります。
① 先発投手──“補強ポイント”から“最重要課題”へ
12月時点でも最優先と位置付けていた先発投手ですが、現在はその重要度がさらに増しています。
開幕してから見えてきたのは単に「足りない」というレベルではなく、「1軍で計算できる先発が少ない」状態がより明確になりました。
新外国人投手が2人とも故障してしまうというアクシデントがあり、さらに期待していた竹田や入江がローテで結果を残せず2軍行きで、早くも開幕ローテの大半が抜けています。
東克樹と石田裕太郎は奮闘していて、さらに昇格した平良が好投しているのは数少ない好材料ですが、それでも残り3枚の枠をどう埋めるかが難しい状態です。
深沢鳳介、片山皓心、島田舜也などを1軍で試す動きもありますが、深沢と片山はまだ不安定で1軍ローテを任せるのは難しく、「1軍基準に到達している投手が少ない」状態です。
つまり現在のDeNAは「先発候補がいない」のではなく、「ローテーションとして計算できる投手が不足している」状態にあります。
この前提に立つと、ドラフトで求められるのは明確です。
👉 1年目からローテーションに入れる即戦力投手
12月時点では「即戦力+将来性のバランス」を想定していましたが、現在はよりはっきりと即戦力の必要性が見えてきています。
この条件に合致する投手は上位指名でないと難しいでしょうが、指名しにいくべき状況です。
具体的な選手を挙げるとするなら、
鈴木 泰成(青山学院大)
有馬 伽久(立命館大)
仲井 慎(駒澤大)
宮原 廉(近畿大)
現時点でも大学生トップクラスの評価を受けているのは鈴木と有馬で、この2人は1位指名の可能性が高いです。
仲井や宮原の評価も高く、他にも今年は大学生投手が豊作と見られてるので、先発投手を探すのに向いている年と言えるかもしれません。
左右はあまり気にする必要は無いので、実力重視で選ぶべきでしょう。
② リリーフ投手はバリエーションを増やす目的で指名も
リリーフ投手は12月時点では言及していませんでしたが、開幕してからのチーム状況を見ると、頭数が多く比較的安定しています。
昨季までの苦しい運用だったのに比べると見違えるほどの安定で、これは外国人補強と若手とベテランの運用がうまくいっている状態です。
こうなるとリリーフを狙う必要性は薄いですが、指名するとしたらバリエーションを増やす目的で左投手の可能性が高いでしょう。
DeNAの場合、あまり左右に拘っていないように見えますが、それでも1軍の運用を考えると左投手は増やしたいところです。
ただ、優先度自体は低いので中位〜下位指名で狙うのが良いでしょう。
候補としては
